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Lightroom Classicの「ノイズ除去」は、現像モジュールのディテールパネルで「ノイズ除去」を選び、スライダーで効き具合を決めるだけで使えます。
人工知能(AI)を使って、細かいディテールを失わずにノイズを減らしてくれる機能です。
ただし、パソコンのGPU(画像処理の部品)への負荷が大きいこと、使えるファイルが決まっていること、同じ写真には1回しか使えないことなど、先に知っておきたい点もあります。
この記事では、ノイズ除去の手順と、対応するファイル、使う順番、うまく動かないときの直し方を、Adobe公式のヘルプをもとにまとめました。
Lightroom Classicのノイズ除去とは?「強化」の機能のひとつ
Adobeのヘルプでは、ノイズ除去は「強化」と呼ばれる機能のひとつとして紹介されています。
強化には、ほかに「Raw ディテール」(以前の「ディテールの強化」)と「スーパー解像度」があります。
いまのバージョンでは、この3つが、ディテールパネルから使える標準の編集機能になりました。
処理はバックグラウンドで進むので、待っている間もアプリを使い続けられます。
写真のざらつき(ノイズ)が気になるときに、まず試してみたい機能です。
スライダーで強さを決められるので、効きすぎたと感じたら弱めに戻せます。
ノイズ除去の使い方。ディテールパネルでの手順
- 現像モジュールで、ノイズを減らしたい写真を開く
- ディテールパネルで「ノイズ除去」を選ぶ
- スライダーで、適用の度合いを調整する
同じ場所で撮った写真など、何枚にも同じように当てたいときは、ライブラリか現像モジュールで写真を選び、自動同期のアイコンを押します。
選んだすべての写真に、変更をまとめて当てられます。
プリセットやコピー・ペースト、同期で当てたAIの調整も、バックグラウンドで処理されます。
何枚もまとめて処理するときも、ほかの作業を続けながら待てます。
ノイズ除去は「いちばん最初に」。AIマスクや削除は、そのあとにかけましょう。
ノイズ除去はほかのツールより先に。1枚に1回だけの注意
Adobeは、AIマスクや「削除」などのツールを使う前に、先にノイズ除去を当てることをすすめています。
強化を使うと、ほかのツールの結果が変わってしまう場合があるためです。
もうひとつの注意は、画像を強化できるのは1回だけ、という点です。
すでに強化した画像に、ノイズ除去・Raw ディテール・スーパー解像度をもう一度かけることはできません。
順番の目安は、「まずノイズ除去、そのあとにAIマスクや削除」と覚えておくと迷いません。
ノイズ除去に対応するファイル
ヘルプでは、ノイズ除去の対象として、次のファイルが挙げられています。
- ベイヤーとX-Transのモザイク RAW ファイル(多くのデジタルカメラのRAW)
- リニア DNG(LightroomやCamera Rawで作ったHDR・パノラマのDNGもふくむ)
- スマートプロキシ(DNG プロキシ)
このほか、モノクロのRAW、Canon の sRAW/mRAW、Nikon の small Raw、Apple ProRaw の DNG なども、対象の一覧に入っています。
お使いのカメラのファイルが入っているかは、ヘルプの一覧で確かめてください。
ノイズ除去が遅い・動かないとき。GPUとバージョンを確かめる
ノイズ除去は、GPUを集中的に使う機能です。
Adobeは、画像をすばやく強化するために、速いGPUをすすめています。
強化の機能を使うには、Windowsなら「Windows 10 バージョン 1903 以降」、Macなら「macOS Mojave(10.14)以降」が必要です。
また、macOSでは、Apple ニューラルエンジンでのAIノイズ除去はサポートされていません。
Lightroom Classic 15.3 以前では、ノイズ除去を当てるとエラーが出ることがある、とAdobeが案内しています。
Camera Raw 18.4で新しいノイズ除去のモデルが入り、読み込まれるモデルの版が食い違うためです。
直し方は、Lightroom Classicを15.4以降に更新するか、Camera Rawを18.3以前に戻すことです。
使っているバージョンは、「ヘルプ」メニューから確かめられます。
※メニューの名前とバージョンは、2026年10月に確認したAdobe公式ヘルプの表記です。バージョンによって表示が違うことがあります。
参考にした公式ページ(2026年10月に確認)
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