紅葉をきれいに撮るコツ。露出補正・PLフィルター・光の向きで色を見たままに

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紅葉をきれいに撮るコツは、「明るさ」「光の向き」「反射」「色味」の4つを整えることです。

道具でいうと、露出補正・PLフィルター・ホワイトバランスの3つ。
どれも、カメラの設定やフィルター1枚でできることばかりです。

この記事では、カメラメーカーの公式の解説をもとに、紅葉の色を見たままに近づける方法をまとめました。
スマホで撮る方にも使えるところは、あわせて紹介します。

紅葉の写真が白っぽい・暗いときは? 露出補正で明るさを合わせる

露出補正は、カメラが決めた明るさを、自分で明るく(プラス)したり暗く(マイナス)したりする機能です。

ニコンイメージングジャパンは、カメラ任せの明るさだと全体が白っぽくなり、紅葉の色が出にくいことがあると紹介しています。
明るすぎると感じたら、マイナスに補正してみましょう。

反対に、逆光で葉や木が暗く写ったときは、プラスに補正して明るくします。

どれくらい動かせばよいか迷うときは、キヤノンの用語集にある「段階露光」が便利です。
+1、0、-1のように明るさを変えて何枚か撮り、あとでいちばん色がきれいな1枚を選びます。

スマホのカメラにも、明るさを調整する機能があります。
サムスンは、逆光のときに露出補正を上げると被写体を明るくできる一方、背景も明るくなって色が薄くなることがあると案内しています。

順光・逆光・半逆光。紅葉が映える光の向き

同じ紅葉でも、光がどちらから当たるかで、写り方が大きく変わります。

  • 順光(自分の後ろに太陽がある):色や形がくっきり写ります。そのかわり、立体感は出にくくなります。
  • 逆光(葉の後ろに太陽がある):葉に光が透けて、輝くような表現ができます。被写体は暗くなりやすいので、露出補正をプラスにします。
  • 半逆光(斜め後ろから光が当たる):立体感が出やすい光です。

ニコンイメージングジャパンは、逆光で葉に透けた光を写す方法を「難しいが効果的」と紹介しています。
赤や黄色の葉が光を通して明るく光る様子は、紅葉ならではの写り方です。

まずは順光で色をしっかり撮り、次に木の反対側へ回って、逆光や半逆光でも撮ってみてください。
同じ木でも、印象のちがう写真が残せます。

また、葉や枝は、風がなくても揺れていることが多いそうです(ニコンイメージングジャパン)。
なるべく速いシャッター速度で撮ると、くっきり写ります。

同じ木でも、光の向きを変えるだけで、まったく別の紅葉になります。

PLフィルターの効果。紅葉の葉のテカリを抑えて色を深く

PLフィルター(偏光フィルター)は、レンズの前に付けて、光の反射を取り除くフィルターです。
2枚のガラスのあいだに偏光膜(特定の向きの光だけを通す膜)をはさんだつくりになっています(キヤノン)。

晴れた日の紅葉は、葉の表面で光が反射して、白っぽく見えることがあります。
PLフィルターでこの反射を抑えると、葉の色がはっきりして見えます(ソニー)。

ほかにも、こんな効果があります。

  • 青空の青さを強める
  • 水面やガラスの映り込みを抑える

使い方は、フィルターの枠を回しながら、画面で効き具合を見て調整するだけです。
いま売られている物はほとんどが「C-PL(サーキュラーPL)」なので、買うときに確かめておくと安心です(キヤノン)。

注意したいのは、効かせすぎです。
キヤノンは、効果を最大にすると空が暗くなりすぎたり、葉や水面の反射がなくなって平たんで不自然な写真になったりすることがあると説明しています。

効き具合を少しずつ変えて、何枚か撮っておくのがおすすめです。
なお、効果が出やすいのは順光や、斜め上から光が当たっているとき。逆光や曇りの日は、効果が出にくくなります(キヤノン)。

ホワイトバランスと曇りの日の撮り方

ホワイトバランスは、光の色に合わせて、白い物を白く写すための設定です。
写真全体の色味(青っぽい・黄色っぽい)が、ここで変わります。

ニコンイメージングジャパンは、紅葉の赤や黄色を見たままに近づけるには、「オート」ではなく「晴天」にしてみることをすすめています。
いくつかの設定で撮り比べて、好みの色を選ぶのもよい方法です。

曇りの日に「太陽光(晴天)」のまま撮ると、写真が少し青みがかります。
そんなときは「曇り」を選ぶと、色味が整います(キヤノン)。

曇りの日は、葉の表面の反射が少なくなります。
そのため、PLフィルターの効果も分かりにくくなり、ソニーは使わないのが原則としています。

スマホでホワイトバランスを選べるときは、同じように「曇り」なども試してみてください。
選べないときは、撮ったあとの編集で色味を整えることもできます。

明るさ、光の向き、反射、色味。
この4つを意識するだけで、紅葉の写真はぐっと見たままに近づきます。

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