「露出補正」ってなに? 写真の明るさを思いどおりにするコツ

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「思ったより暗く写った」
「なんだか白っぽくなった」

そんなときに役立つのが、「露出補正」です。

露出補正とは

カメラが自動で決めた明るさを、自分の好みに合わせて、明るくしたり暗くしたりする機能です。

+にすると明るく、-にすると暗くなります。

どんなときに使うの?

  • 白いものを撮るとき(雪や白い壁など):カメラは暗めに写しがちなので、+にすると見た目に近づきます。
  • 暗いものを撮るとき:カメラが明るくしすぎることがあるので、-にすると雰囲気が出ます。
  • 夕焼けを撮るとき:少し-にすると、空の色がしっとり深く写ります。

まずは少しずつ

最初は、+0.3〜+1、-0.3〜-1くらいのあいだで試してみるのがおすすめです。

撮ったあとに画面で見て、
「もう少し明るく」
「もう少し暗く」
と調整していくうちに、感覚がつかめてきます。

カメラは、どうやって明るさを決めているの?

カメラには、写す場所の明るさを測って、ちょうどいい明るさに自動で合わせるしくみがあります。

ただ、このしくみは、景色全体が「中くらいの明るさ」になるように合わせようとします。

そのため、真っ白な雪景色は暗めに、真っ暗な夜の景色は明るめに写りやすくなります。

カメラの考える「ちょうどいい」と、見た目の印象がずれたとき。そのずれを直すのが、露出補正です。

数字の意味と、動かし方

露出補正の数字は「EV(イーブイ)」という単位で、1つぶん動かすごとに、光の量が2倍、または半分になります。

+1なら2倍の明るさ、-1なら半分の明るさです。カメラによっては、1/3ずつ細かく動かせます。

スマホでも、画面をタップして出てくる太陽のマークや明るさのバーを動かせば、同じように調整できる機種が多いです。

設定の場所はカメラによってちがうので、説明書で「露出補正」や「±」のマークを探してみてください。

迷ったときの目安

  • 雪・砂浜・白い壁・白いお皿など、全体が白っぽいとき:+側
  • 夜景や黒い被写体など、全体が黒っぽいとき:-側
  • 逆光で人の顔が暗く写るとき:+側
  • 空や雲の模様をしっかり残したいとき:-側

明るめに撮ると、軽やかでやさしい雰囲気に。暗めに撮ると、落ち着いたしっとりした雰囲気になります。

正解はひとつではないので、伝えたい気分に合わせて選んでみてください。

やってしまいがちな失敗

明るくしすぎると、空や白い部分の細かな模様が消えて、「白飛び」になります。

反対に暗くしすぎると、影の部分が真っ黒につぶれてしまいます。

もうひとつは、戻し忘れです。補正の設定が残ったままになるカメラもあるので、撮り終わったら「0」に戻す習慣をつけると安心です。

迷ったときは、+1・0・-1の3枚を撮って、あとで見くらべる方法もあります。

撮る前と、撮ったあとの確認

補正する前に、いま使っている撮影モードを確認しましょう。モードによっては、露出補正が使えない場合があります。

明るさは、あとからアプリで直せることもあります。でも、白飛びや黒つぶれは、元に戻しにくいことが多いです。

だから、撮るときの露出補正が大切なのです。

撮った写真は、カメラの小さな画面だけでなく、大きな画面でも見て確かめてみましょう。

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