アルカリ・マンガン・充電式電池の使い分け。リモコンやライトに合う電池は?

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乾電池は、どれを買っても同じではありません。
機器によって、向いている電池がちがいます。

大まかに言うと、強い電流を使うライトやおもちゃにはアルカリ乾電池、リモコンや時計にはマンガン乾電池が向いています。
電池をよく交換する機器なら、充電式電池が便利です。

この記事では、電池工業会とパナソニックの公式の情報をもとに、電池の種類ごとのちがいと、使い分けのコツをまとめました。

アルカリ乾電池とマンガン乾電池のちがい

電池工業会によると、どちらも、プラス極の材料は二酸化マンガン、マイナス極の材料は亜鉛です。
ちがうのは、材料の量や形、部品、中のつくりです。

  • アルカリ乾電池
    パワーがあり、長持ち。大きな電流が必要な機器に向いています(強力ライト、ミニ四駆など)
  • マンガン乾電池
    休み休み使うと電圧が回復する性質があります。小さな電流で休み休み使う機器に向いています(時計、リモコンなど)

電池工業会は、懐中電灯や携帯ラジオも、マンガン乾電池に向く機器の例に入れています。
いっぽうパナソニックは、アルカリ乾電池を、大きな電流から小さな電流まで幅広い機器に向く電池としています。

アルカリとマンガンの使い分け方。迷ったら取扱説明書の指定を

パナソニックのよくある質問では、機器が求める力に合わせて選ぶよう案内しています。

  • ガス機器の着火用などにマンガン乾電池を使うと、点火はしてもすぐに寿命になり、交換が増えて、結果的に高くつくことがある
  • 時計などは、マンガン乾電池でも十分に長持ちする場合がある

迷ったときは、機器の取扱説明書で指定されている電池を確かめるのが確実です(パナソニック)。

寒い場所やデジタルカメラには、リチウム乾電池

乾電池には、リチウム乾電池(1.5V)もあります。
パナソニックによると、使える温度の目安は−40℃〜60℃で、アルカリ乾電池の5℃〜45℃より広い範囲です。

寒い地域や冬のレジャーなど屋外で使う機器、デジタルカメラやストロボに向いています。
使用推奨期限は15年で、長く保存できます(JISに準じた目安)。

ただし、はじめの電圧が高いため、豆電球を使うおもちゃなど、一部の機器では正しく動かないことがあります(パナソニック)。

充電式電池(ニッケル水素電池)は、よく交換する機器に

充電式電池は、充電してくり返し使えます。
パナソニックのエネループ(単3形・単4形のスタンダードモデル)は、約600回くり返し使えるとされています(JISの試験条件による目安)。

パナソニックのよくある質問では、デジタルカメラやラジコンなど、電池をよく交換する機器では充電式電池が有利としています。
リモコンやLEDライトなど、交換が少ない機器では乾電池が有利です。

電圧のちがいも知っておきましょう。
乾電池は1.5V、ニッケル水素電池は1.2Vです。

乾電池は使うにつれて電圧が少しずつ下がり、ニッケル水素電池は1.2V付近でほぼ一定です。
どちらも機器が動く電圧の範囲に入るため、多くの機器で使えます(パナソニック)。

ただし、電圧で残量を見る機器では「電池容量無」と出ることがあります。
取扱説明書で使えないとされている機器や、水中ライトのように密閉された機器には使えません。

迷ったら、まず取扱説明書の指定を。電池は、そろえて使う。

電池を使うときの注意。種類を混ぜない・乾電池は充電しない

  1. 種類や新しさのちがう電池を混ぜない
    新しい電池と使いかけの電池、アルカリとマンガン、乾電池と充電式電池などを一緒に使うと、容量の少ない電池が先に空になって傷み、液もれの原因になります(パナソニック)
  2. 乾電池は充電しない
    乾電池は、充電できるようには造られていません。充電すると、液もれ・発熱・破裂のおそれがあります(電池工業会)
  3. 長く使わない機器からは、電池を取り出す
    電池工業会は、充電式電池の正しい使い方として、長い間使わないときは機器から取り出すよう案内しています

電池を機器に合わせて選ぶと、長持ちして、むだな買い替えも減らせます。
家のリモコンやライトに、どの電池が入っているか見てみましょう。

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