Lightroom Classicのプリセットとプロファイルの違い。役目と使い分け、当てる順番

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Lightroom Classicの「プロファイル」は、写真の色や階調の土台を決めるものです。
「プリセット」は、露光量やコントラストなどの調整をまとめて保存し、ほかの写真にも一度に当てられるものです。

簡単に言うと、プロファイルは「下地」、プリセットはその上にのせる「調整のセット」です。
役目がちがうので、どちらか一方だけを使う、というものではありません。

この記事では、プロファイルの種類、プリセットの作り方と読み込み方、つまずきやすい点を、Adobe公式のヘルプをもとにまとめました。
メニューの名前はWindows版の表記です。

Lightroom Classicのプロファイルとは? 写真の色と階調の出発点

Adobeのヘルプでは、プロファイルは写真の色や色調をコントロールするもので、編集の出発点や基盤になるもの、と説明されています。
場所は、現像モジュールの基本補正パネルの上のほうにある「プロファイル」です。

写真を読み込むと、初期設定では、カラー写真には「Adobe カラー」、白黒写真には「Adobe モノクローム」のプロファイルが当たります。

プロファイルを当てても、ほかのスライダーの値が変わったり、上書きされたりはしません。
そのため、先に写真を編集してから、あとでプロファイルだけを変えることもできます。

プロファイルの種類。Adobe Raw・カメラマッチング・クリエイティブ

RAW写真を編集しているときは、次のようなプロファイルのグループが表示されます。

  • Adobe Raw:RAW画像を編集する出発点に向いたプロファイル。読み込んだRAWに初期設定で当たる「Adobe カラー」もこの中にあります
  • カメラマッチング:カメラのメーカーと機種に合わせたプロファイル。カメラの画面で見た色に近づけたいときに使います
  • クリエイティブ(アーティスティック・白黒・モダン・ビンテージ):RAWだけでなく、JPEGやTIFFにも使えるプロファイル。特定のスタイルや効果を付けるためのものです

アーティスティック・白黒・モダン・ビンテージのプロファイルを当てると、「適用量」のスライダーが出て、効き具合を調整できます。

このほか、RAW画像のカラー・トーン・コントラストを画像に合わせて補正する「アダプティブプロファイル」もあります。
プロファイルブラウザーで「使用中の色に合わせて割り付ける」を選ぶと使えます。

すべてのプロファイルを見るには、プロファイルのメニューから「参照」を選ぶか、プロファイルブラウザーのアイコンを押します。
ポインターを合わせると、写真の上で効果を先に確かめられます。

プロファイルは「下地」、プリセットは「調整のセット」。役目がちがいます。

Lightroom Classicのプリセットとは? 調整をまとめて保存して使い回す

Adobeのヘルプでは、プリセットは、写真に特定の調整を当てるための、あらかじめ決めた設定と説明されています。
露光量・コントラスト・彩度・カラーグレーディングなどの変更が含まれます。

使い方は、現像モジュールで「プリセット」を開き、使いたいプリセットを選ぶだけです。
ポインターを合わせると効果をプレビューでき、「適用量」のスライダーで強さも調整できます。

自分で作るときは、プリセットパネルの「追加」から「プリセットを作成」を選びます。
いま選んでいる写真の設定がもとになり、プリセットに含める項目を1つずつ選べます。

人から受け取ったプリセットは、同じ「追加」のメニューの「プリセットを読み込み」で入れられます。
プリセットのファイルや、プリセットが入った.zipファイルを選ぶと、「ユーザープリセット」のグループに追加されます。

同じ場所、同じ光で撮った写真が何枚もあるときは、1枚を仕上げてプリセットにしておくと、残りの写真にまとめて当てられて便利です。

プリセットがJPEGで効かない・見つからないときの注意

AdobeのFAQによると、プリセットにはプロファイルを関連付けることもできます。
JPEGに使えないプロファイル(RAW専用のものなど)が入ったプリセットは、JPEGでは機能しないとされています。

読み込んだはずのプリセットが見えないときは、「編集」→「環境設定」の「プリセット」タブで、「一部互換性のある現像プリセットを表示」をオンにしてみましょう。
選んだ写真と一部だけ合うプリセットも表示されるようになります。

カタログを複数使っていて、別のカタログでプリセットが見つからないときは、同じタブの「プリセットをこのカタログと一緒に保存」がオンになっていないかを確かめます。

プリセットを消すときは、プリセットを右クリックして「削除」を選びます。
このとき、キーボードのDeleteキーは押さないでください。

Deleteキーを押すと、プリセットではなく、いま選んでいる写真のほうが削除されてしまいます。

プリセットとプロファイルの使い分けと、当てる順番の目安

使い分けは、次のように考えると迷いにくくなります。

  • 色の雰囲気の土台を変えたい:プロファイル
  • 明るさやコントラストなど、いつもの調整を何枚にも当てたい:プリセット
  • カメラの画面で見た色に近づけたい:カメラマッチングのプロファイル

順番は、まずプロファイルで土台を決め、露光量などを整えてから、よく使う組み合わせをプリセットに保存する流れがおすすめです。
プロファイルは編集の出発点、という公式の説明にも合う順番です。

もうひとつ便利なのが「ISO アダプティブプリセット」です。
ISO感度の違う2枚以上の写真から作ると、プリセットを当てる写真のISO感度に合わせて、設定の値を計算してくれます。

たとえば、ISO 400で輝度ノイズ軽減を0、ISO 1600で10にした2枚から作ったプリセットをISO 800の写真に当てると、輝度ノイズ軽減は5になる、とヘルプで説明されています。

※メニューの名前は、2026年10月に確認したAdobe公式ヘルプの表記です。バージョンによって表示が違うことがあります。

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