膨らんだモバイルバッテリーはどうする? 使うのをやめる目安と捨て方

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モバイルバッテリーが膨らんでいたら、すぐに充電と使用をやめてください。

NITE(製品評価技術基盤機構)は、製品の事故情報を集めている機関です。
リチウムイオン電池を使った製品の事故は、2021年から2025年の5年間で2,140件通知されました。

製品別で最も多いのは、モバイルバッテリーです。

この記事では、使うのをやめる目安と、やってはいけないこと、捨て方をまとめました。
捨て方は市町村ごとに違うので、静岡市の例で説明します。

※事故の件数には、調査中のものや、電池が原因の可能性があると推定されるものも含まれます(NITE)。

モバイルバッテリーが膨らんだら? 使うのをやめる目安

NITEは、次のような異常を見つけたら、すぐに充電と使用をやめるよう呼びかけています。

  • 充電できない
  • 充電中に、以前よりも熱くなる
  • 膨らんで、変形している
  • 落としたりぶつけたりして、一部が変形している
  • 不意に電源が切れる

使うのをやめたら、お買い求めの販売店か、製造・輸入した会社に相談してください。

膨らんだ電池の中には、燃えやすいガス(可燃性ガス)がたまっています。
強い力が加わると、ガスが噴き出して発火するおそれがあります。

膨らんだバッテリーは、むやみに触らないのが基本です。

膨らんだバッテリーでやってはいけないこと。煙が出たときは

膨らんだバッテリーは、むやみに触らないのが基本です。
次のことは、しないでください。

  • 押さえつけて、元の形に戻そうとする
  • 分解する
  • 落とす、踏む、ぶつけるなど、衝撃を与える
  • 直射日光の当たる場所や、暑い日の車内に置く
  • 屋外や、水に濡れる場所に置いたままにする
  • 可燃ごみに出す

NITEは、膨らんだモバイルバッテリーを押し込んで元に戻そうとして、発火した火災の例を紹介しています。

雨水や湿気が入ると、ショート(電気が本来とは違う道でつながること)を起こす可能性があります(静岡市消防局)。

静岡市消防局は、可燃ごみの収集車から出火し、荷箱の中から回収の対象ではないバッテリーが複数見つかった火災事例を紹介しています。

もし煙や炎が出ているときは、絶対に近寄らないでください。

火花がおさまったあと、モバイルバッテリーのような小さなものなら、大量の水をかけて消火できます。
消火後も、できるだけ水につけた状態で、119番に通報します(NITE)。

消火が難しいと思ったら、自分の身の安全を第一に、すぐ119番に通報してください。

膨らんだモバイルバッテリーの捨て方。静岡市の場合

膨らんだモバイルバッテリーは、リサイクル用の回収には出せません。

  • JBRC(小型充電式電池のリサイクルを進める団体)の回収協力店:破損・膨張した電池は、回収の対象外です
  • 静岡市の使用済小型家電の回収ボックス:充電式電池は入れられず、膨張した製品は不燃・粗大ごみとして出すことになっています

静岡市では、膨張や破損のあるモバイルバッテリーは、「不燃・粗大ごみ」として出します。
清水区・駿河区・葵区(安倍6地区を除く)は、収集に来てもらうための申し込みが必要です。

  1. 収集日を確かめます。収集は、地域ごとに月1回です
  2. 収集日の1週間前までに、電話で申し込みます。不燃・粗大ごみ受付センター(フリーダイヤル 0120-532-471、月〜金曜日の9時〜19時)です
  3. 小さなものは、中身が見える袋に入れて、「不用」「氏名」「充電池」と書きます。ほかのごみとは分けておきます
  4. 収集日に、自宅の敷地に出します

初めて申し込む人は、電話での申し込みになります。
安倍6地区は集積所収集で、申し込みは要りません。

出すまでのあいだは、暑い場所や、濡れる場所に置かないでください。
出し方で迷ったら、静岡市 環境局収集業務課(054-221-1365)に聞けます。

ほかの市町村では、ルールが違うことがあります。
「お住まいの市の名前 モバイルバッテリー 捨て方」で検索して、市の公式ページを確かめてください。

※静岡市の内容は、2026年10月に確認したものです。出し方は変わることがあるので、出す前に最新の案内をご確認ください。

買い替えるときに確かめたい3つのこと

新しいモバイルバッテリーを選ぶときは、次の3つを確かめましょう。

  1. PSEマークと、販売元の連絡先
    内蔵する電池の体積エネルギー密度(大きさあたりの電気の量)が400Wh/L以上のモバイルバッテリーは、電気用品安全法の対象です。
    対象のものは、丸形のPSEマークの表示がないと販売できません(経済産業省)。
    あわせて、販売元の電話番号や住所が確かかも見ておきます(NITE)。
  2. リコール(回収・修理の呼びかけ)の対象ではないか
    NITEの「SAFE-Lite」や、消費者庁のリコール情報サイトで調べられます。
    対象のときは、不具合がなくても、すぐ使うのをやめて、販売店か製造・輸入した会社に相談します。
  3. 置き場所と、充電のしかた
    炎天下の車内や、かばんの中など、高温になる場所では使わず、置いておきません。
    充電は、安全な場所で、なるべく起きているときに行います(消費者庁)。

膨らみに気づいたら、まず使うのをやめて、出し方を調べましょう。

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