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牧之原台地(まきのはらだいち)は、見渡すかぎり茶畑が続く、静岡を代表するお茶の産地です。
なだらかな丘に、茶の木の列(うね)が重なる景色が撮れます。
どんな場所か
大井川と菊川のあいだに広がる、標高100〜200mの台地です。南の端の御前崎まで、約28kmも続いています。
明治のころに開拓されて、いまは日本有数の茶園になりました。このあたりの『静岡の茶草場農法』は、世界農業遺産にも認定されています。茶畑のそばの草地の草を刈って、茶畑に敷く、昔ながらの農法です。
広い茶畑を前にして、あなたはどんな一枚を撮ってみたいですか。
撮れるもの
- 茶の木の列が描く、きれいな曲線。望遠で撮ると、列が重なって見えます
- 茶畑のあいだの農道や、ぽつんと立つ木を入れると、景色にアクセントが付きます
- 高台から見渡す、茶畑の広がり。晴れた日は富士山が望める場所もあります(島田市の牧之原公園など)
- 茶畑に立つ防霜ファン(風車のような機械。春先、霜から新芽を守ります)
時期と時間
新茶の季節(4月下旬から5月)は、新芽の黄緑が明るく、絵になる時期と言われます。
朝の斜めの光で撮ると、うねの立体感が出ます。逆光で撮ると、葉が透けて光ります。
早朝に霧が出る日は、うねに霧が流れて、幻想的な写真になることもあります。
行く前の注意
- 茶畑は、農家さんの大切な仕事場で、私有地です。畑の中や、うねのあいだには入らないでください。
- 農道は細く、農作業の車が優先です。道をふさぐような駐車はしないでください。
- 夏は日ざしが強いので、帽子と飲み物を用意して、熱中症に気をつけてください。
- 展望できる公園や駐車場の場所は、市の公式サイトなどで確認してください。
広い茶畑を前にして、あなたはどんな一枚を撮ってみたいですか。
奥行きを出す構図のヒント
茶畑は、同じ形の列がくり返されるので、ただ撮ると平らな印象になりやすい景色です。
うねの曲線を、手前から奥へ向かうように入れると、視線が自然に奥へ流れます。
手前に農道や木を置くと、距離感が出ます。空の広さは、天気に合わせて決めましょう。晴れた日は空を広めに、どんよりした日は空を少なめにすると、まとまりやすくなります。
天気ごとの楽しみ方
- 晴れの日:緑の色と、影の形がくっきりします
- 曇りの日:やわらかい光で、葉の色がしっとり写ります
- 雨上がり:葉がぬれて、緑が深く見えます
どの天気がいちばんよい、と決めつけずに、その日の光を楽しんでみてください。
持ち物チェックリスト
- 帽子と飲み物
- 歩きやすい靴
- レンズをふくクロス
- 日焼け止めや、長そでの上着
- 雨具(急な雨に備えて)
農道は車も通ります。荷物はまとめて、身軽に動けるようにしましょう。
撮影の前に、確かめておきたいこと
茶畑は、季節によって、うねの色や葉のようすが変わります。行く前に、茶畑の写真や、地元の観光案内を見ておくと、撮りたいイメージがふくらみます。
地元の方への心づかい
農作業をしている方がいたら、その邪魔にならないよう、少し離れた場所から撮るようにしましょう。あいさつをしておくと、お互いに気持ちよく過ごせます。
まとめ
広い景色では、まず全体を見て、気になるところにレンズを向けてみましょう。望遠で切り取る写真と、広角で広がりを写す写真、両方を撮ってみるのも楽しいです。
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