動くペットや子どもをブレずに撮る。シャッタースピード・AF-C・連写の3つの設定

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動き回るペットや子どもをブレずに撮るには、3つの設定を組み合わせます。

速いシャッタースピードで、動きを止めること。
ピントを合わせ続ける「AF-C」(キヤノンでは「サーボAF」)にすること。
そして連写で、一瞬を逃さないことです。

この記事では、ソニー・キヤノン・リコーイメージングの公式の解説をもとに、設定の目安と撮り方のコツをまとめました。

私が小学生のころ、父のカメラを借りて撮り始めたのも、ブルートレインなどの走る鉄道でした。

動く被写体のブレは「シャッタースピード」で止める

動く被写体がブレるのは、シャッターが開いているあいだに、被写体が動いてしまうからです。
シャッタースピードを速くするほど、動きを止めて写せます。

ソニーの「αかんたん撮り方ガイド(ペット編)」では、ペットの躍動感を撮るとき、撮影モードをSモードにして、シャッター速度を1/2000秒以上にするよう案内しています。
水しぶきまで止めたい場合は、1/4000秒以上です。

Sモード(キヤノンではTv)は、シャッタースピードを自分で決め、絞り値はカメラにまかせるシャッター優先のモードです(キヤノン)。

キヤノンのペット写真の記事では、ISO感度を手動で決めるとき、まずシャッタースピードが1/1000秒くらいになるように合わせてから、少しずつ上げていく手順を紹介しています。

暗い室内では、ためらわずISO感度を上げる

シャッタースピードを速くすると、そのぶん取り込める光が減り、写真が暗くなりがちです。
そんなときは、ISO感度を上げましょう。

リコーイメージングの連載では、薄暗い室内で動き回る子どもを撮るとき、ブレを防ぐために、ためらわずISO感度を上げてシャッター速度を速くするようすすめています。

F値を小さくする(絞りを開ける)のも効果的です。
リコーイメージングは、絞りを絞るとシャッター速度が落ちるので、ISO感度を上げるなどして速いシャッター速度を得るよう注意しています。

同じ回では、内蔵フラッシュは使わないようにとも書かれています。
ソニーも、ペットを驚かせないよう、フラッシュはオフにするよう案内しています。

ピントは「AF-C」で合わせ続ける

動く被写体には、シャッターボタンを半押ししているあいだ、ピントを合わせ続けてくれるAFのモードを使います。

リコーイメージングによると、このモードはカメラによって名前がちがい、「AF.C」「コンティニュアスモード」「AIサーボ」などと呼ばれているそうです。

ソニーのガイドでは、フォーカスモードを[AF-C]に、フォーカスエリアを[トラッキング]や[ロックオンAF]にする設定が紹介されています。
搭載されている機能は、カメラによって異なります。

最近のカメラには、動物の瞳を見つけてピントを合わせる機能もあります。
ソニーは「瞳AF(動物)」の活用を紹介し、キヤノンも、EOS R SYSTEMにはカメラが瞳を認識してくれる機種があるとしています。

キヤノンの記事では、最初のうちはカメラにピントをまかせて、構図に集中するのもよいとしています。

連写で「いい瞬間」をあとから選ぶ

どんなに設定を整えても、動く被写体の一瞬を、1枚でねらって撮るのは難しいものです。

キヤノンのペット写真の記事では、連写で何回か続けて撮ることで、ふとした一瞬の動きまで逃さずとらえられ、失敗が少なくなると紹介しています。
表情や動きのよいカットをあとから選ぶくらいの気持ちで、初心者のうちは数を撮りましょう、とも書かれています。

ソニーのガイドでも、ドライブモードを[連続撮影:Hi]にする設定が紹介されています。

1枚でねらわず、連写で数を撮る。動く被写体は、それがいちばんの近道です。

目線の高さと、撮影時間の短さもコツ

小さな被写体を上から撮ると、表情が見えにくくなります。
リコーイメージングは、被写体と同じ目線の高さから撮ることを、犬やネコ、赤ちゃんなど、自分より小さい被写体を撮るときの基本姿勢としています。

キヤノンの記事では、ペットの集中力は長く持たないので、カメラの設定や構図を先に決めてから、撮影の直前に目線を誘うようすすめています。
撮影時間はなるべく短くし、何回かに分けて撮るのがコツだそうです。

子どもを撮るなら、食べ物を食べているときがシャッターチャンスです(リコーイメージング)。
カメラを構えると子どもは緊張しがちですが、食べているあいだは、意識が食べ物に向いています。

速いシャッタースピード、AF-C、連写。
この3つをそろえて、元気に動く姿を残してあげてください。

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