レンズ保護フィルターは必要? 付けるとき・外すときの目安と、拭き方・選び方

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レンズ保護フィルターは、レンズのいちばん前のガラスを、汚れや傷から守るためのものです。
なくても写真は撮れますが、砂ぼこりや水しぶきがかかる場所、人の多い場所では、付けておくと安心です。

一方で、PLフィルターなどほかのフィルターを使うときや、防湿庫にしまうときは、外すことを考えたい場面です。
付けっぱなしにせず、場面で付け外しを決めるのがおすすめです。

私はLUMIX S1に標準ズームを付け、NDフィルターで調整しながら撮ることもあります。
バッテリーと縦グリップを付けると1kgを超えるので、フィルターの付け外しは手早く済ませたいところです。

この記事では、保護フィルターを付けるとき・外すときの目安と、拭き方、選び方を、ケンコー・トキナーとタムロンの公式情報をもとにまとめました。

レンズ保護フィルターとは? 役目は汚れと傷を防ぐこと

ケンコー・トキナーは、レンズ保護フィルターを「レンズを保護するフィルター」で、「レンズの汚れや傷を防ぎます」と説明しています。

同じ保護フィルターでも、性能にはちがいがあります。
ケンコー・トキナーの製品では、面反射(ガラスの表面で光がはね返る割合)が1%のベーシックなものから、0.1%のものまであります。

撥水・撥油(水や油をはじく)の機能が付いたものもあります。
水しぶきや指紋が気になる人は、こうした機能もあわせて見ると選びやすくなります。

買うときは、まずお使いのレンズのフィルター径(ねじの大きさ)に合うものを選びましょう。

保護フィルターを付けておくと安心な場面

付けておくと安心なのは、たとえば次のような場面です。

  • 砂浜や川辺など、砂ぼこりや水しぶきがかかりやすい場所
  • 人混みやイベントなど、レンズの前に物が当たりやすい場所
  • 子どもと一緒のときなど、レンズの前に指が触れやすいとき

フィルターが汚れたら、やさしく拭き取ります。
ケンコー・トキナーは、クリーニングクロスかクリーニングペーパーとクリーニング液を用意し、中心から円を描くように外側へ拭くよう案内しています。

しつこい汚れを無理に拭くと、表面のコーティングを傷つけるおそれがあります。
やさしく、ていねいに拭き取るのがコツです。

保護フィルターは「付けっぱなし」の道具ではなく、場面で付け外しを決める道具です。

保護フィルターを外したい場面。PLフィルターと重ねるとき・防湿庫にしまうとき

保護フィルターの上にPLフィルターを付けても、画質などへの影響は特にない、とケンコー・トキナーは案内しています。
ただ、PLフィルターは枠が回る作りなので、重ねると撮影のあとにうまく外せなくなるおそれがあります。

そのため、できれば保護フィルターを一度外してから、PLフィルターを付けることがすすめられています。

効果のあるフィルターと保護フィルターを重ねる場合は、色の濃い(露出倍数の大きい)フィルターを被写体側にします。
反射した光が外側へ抜けるので、ゴーストやフレアが起こりにくくなる、とされています。

広角レンズでは、フィルターの枠で写真の四隅に暗い影が出る「ケラレ」が起こることがあります。
ケラレを防ぐためにも、フィルターはなるべく少ない枚数で使うのが望ましい、と案内されています。

ケンコー・トキナーは、ケラレを防ぐために、枠を薄くした「薄枠」「超薄枠」の製品も出しています。
広角レンズで使うなら、枠の厚さも見ておきましょう。

防湿庫にしまうときは、タムロンの案内どおり、フィルターなども外し、キャップだけを付けた状態にします。

太陽や照明など、強い光が画面に入る場面でゴーストやフレアが気になったら、フィルターを外して撮り比べてみるのもひとつの方法です。

フィルターが外れなくなったときは

PLフィルターと重ね付けしたあとなどに、フィルターが外れなくなることがあります。
ケンコー・トキナーは、フィルターを外すための「デジタルミクロクロス・らくらくラバープラス」という製品を案内しています。

それでもどうしても外れないときは、無理をせず、ケンコー・トキナーのお客様相談室などメーカーの窓口に相談するよう案内されています。

※内容は、2026年10月に確認したメーカー公式ページの案内です。

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