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料理をおいしそうに撮るいちばんのコツは、光を料理の斜め後ろから当てることです。
手前に影ができて、立体感が出ます。
あとは、料理の高さに合わせて撮る角度を選び、少し明るめ・少し暖かい色味に整えるだけです。
この記事では、キヤノンとリコーイメージングの公式の解説をもとに、窓の光を使った料理写真の撮り方をまとめました。
スマホで撮るときにも使える考え方ばかりです。
料理写真は「半逆光」が基本。窓の光を斜め後ろから
キヤノンのサイトで、料理写真を専門に撮るフォトグラファーの髙田鴻平さんは、料理写真のライティングは「半逆光」が基本だと話しています。
写真に立体感が出て、よりおいしそうに写るからです。
半逆光とは、被写体の斜め後ろから当たる光のことです。
キヤノンの朝ごはんの撮り方の記事でも、料理は斜め後ろから横に光が来るようにすると、手前に影ができて、目の前にあるような臨場感が出ると紹介しています。
窓ぎわで撮るなら、窓が料理の向こう側(斜め後ろ)になるように置き、窓と反対側からカメラを向けてみてください。
部屋の照明(真上からの光)は避ける
天井の照明のように真上から来る光は、あまりおすすめできないそうです(キヤノン)。
上から撮るときに自分の影が入りやすく、立体感も出にくいからです。
真上に照明が来ないよう、料理の位置をずらしてみましょう。
光が強いときはレースのカーテン、影が濃いときは白い紙
髙田さんの作例では、レースのカーテンをディフューザー(光をやわらげる物)の代わりに使い、自然光のようなやわらかい光にしています。
影が強くなりすぎたときは、レフ板で光を回します。
リコーイメージングの連載では、市販のレフ板がなくても、白い画用紙などで代用できると紹介しています。
撮る角度は、料理の「高さ」で選ぶ
角度は、料理の形に合わせて選ぶと失敗が減ります。
キヤノンの朝ごはんの記事から、目安をまとめました。
- 真上から:いちばん簡単なのは、撮りたい物を真ん中に置く日の丸構図。周りの余白を広めに撮っておくと、あとでトリミングしやすくなります。
- トーストなど高さの出にくい物:横からより、斜め上や真上から。
- パスタやサラダなど高さのある物:斜め上から横にかけて撮ると、ボリューム感が出ます。
リコーイメージングは、お店で立ち上がって真上から全体を撮ると、立体感のない、のっぺりした写真になりやすいと注意しています。
お店では、座ったまま撮れる角度を選びましょう。
明るさは「少し明るめ」、色は「少し暖かめ」
料理は、見た目より少し明るく撮ると、おいしそうに見えます。
リコーイメージングは、白いお皿が見た目よりほんの少し明るい白になるくらいまで、露出補正をプラスにすることをすすめています。
色味は、少し暖色寄りのほうがおいしそうに見えますが、赤すぎると料理本来の色が分からなくなります(キヤノン)。
リコーイメージングは、ホワイトバランスを「太陽光」か「曇天」にすると、オートより少し赤みが差して、温かみが増すと紹介しています。
目安は、お皿の白がほんのりクリーム色になるくらいです。
窓は料理の向こう側に。それだけで、いつものごはんが立体的に写ります。
できたての湯気を写したいときは、暗い背景で
湯気を写すポイントは、背景を暗くすることです(リコーイメージング)。
白い湯気は、白い壁や白いテーブルの前では溶け込んで見えなくなります。
黒い壁がなければ、黒い紙や家具の影を背景に使います。
横から明るめの光が当たっていると、湯気がくっきり見えるそうです。
湯気はすぐに消えてしまうので、構図を先に決めておき、手早く撮りましょう。
光の向き、角度、明るさ、色味。
スマホで撮るときも、この4つを意識するだけで、料理の写真はぐっとおいしそうになります。
参考にした公式ページ(2026年10月に確認)
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