ブラックミストとソフトフィルターの違い。光のにじみ方と、夜景・人物・星空での選び方

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ソフトフィルターは、光をにじませて、写真の雰囲気をやわらかくするフィルターです。
強い光が当たっているところほど、光は大きくにじみます。

映画のような雰囲気ならブラックミスト、オールドレンズのような淡い色ならホワイトミスト、星空ならプロソフトンが選びやすい目安です。

私はふだん、カメラの設定をマニュアルにして撮っています。
ソフトフィルターは露出補正で雰囲気が変わるので、明るさを自分で決めながら試すと違いが分かりやすくなります。

この記事では、ソフトフィルターの種類と選び方を、ケンコー・トキナーの公式情報をもとにまとめました。

ソフトフィルターとは? 光をにじませて、やわらかく写す

ケンコー・トキナーは、ソフトフィルターを「光をにじませ、写真の雰囲気をソフトにするフィルター」と説明しています。
光を発しているような描写になるのが特長です。

ソフトフィルターの表面には、細かい汚れのような模様が見えることがあります。
これは、ソフト効果を出すために、わざとガラスの表面に付けた模様なので、異常ではありません。

ブラックミストとホワイトミストの違い

ケンコー・トキナーのよくある質問では、2つの違いが次のように説明されています。

  • ブラックミスト:コントラストの下がり方は小さめで、光がにじむ。影はやわらかく、少し赤みのある写りで、昔の映画のような雰囲気
  • ホワイトミスト:コントラストを下げて光をにじませる。影はほとんど変わらず、少し青みのある写り。逆光では光が広がりやすく、オールドレンズのような雰囲気

ブラックミストは、とても細かい黒い拡散材を光学ガラスではさんだフィルターです。
明るいところと暗いところの差をおさえ、やわらかい描写にします。

効果の強さは番号で分かれていて、「No.05」は基準の番号の半分の効果です。
基準の番号のブラックミストは、シリーズでいちばん効果が強く、順光や室内、くもりの日でも効果が出るとされています。

映画のようにしたいならブラックミスト、淡い色にしたいならホワイトミスト。まずはここで選びます。

夜景・逆光・人物での使いどころ

ブラックミストは、街灯や車のヘッドライト、イルミネーション、部屋の照明など、光源のある夜景で効果が出やすいとされています。
光がふわっとにじみ、映画のような雰囲気になります。

朝夕の低い太陽や木もれ日、水面やガラスの反射など、逆光の場面にも向いています。
人物では、コントラストを弱めて、肌をなめらかな印象にします。

星空ならプロソフトン。明るい星をにじませる

プロソフトンは、星空撮影の定番とされるソフトフィルターです。
明るい星をにじませるので、星座の形が分かりやすくなります。

デジタルカメラでは星がくっきり写りすぎて、星の明るさや色の違いが分かりにくくなることがあります。
プロソフトンを使うと、星ごとの明るさや色の差がはっきりするとされています。

プロソフトン[A]は効果が弱いタイプで、プロソフトン クリアは[A]の約半分の効果です。
人物や花、風景にも使え、逆光で花を撮ると、さらに幻想的になるとされています。

使うときの注意。焦点距離と露出補正で効果が変わる

  • 望遠側では効果が強く、広角側では弱くなる
  • 光源の種類など、撮る条件によって効果が変わることがある
  • ファインダーで見た効果と、モニターやプリントで見た写真が違うことがある
  • 露出補正のしかたで雰囲気が変わるので、必要に応じて補正する

基準の番号のブラックミストの露出倍数は約1/3絞り分ですが、実際には露出に影響しないこともあるとされています。
まずは同じ場面で、付けたときと外したときを撮り比べてみましょう。

※内容は、2026年10月に確認したケンコー・トキナーの公式ページの案内です。

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