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冬の朝や夜の撮影は、空気が澄んでいて気持ちのいいものです。
ただ、カメラにとっては、寒さと温度差が苦手な季節でもあります。
気をつけたいのは、バッテリーの減りが早くなることと、暖かい部屋に入ったときの結露です。
この記事では、ニコンとソニーの公式の注意書きをもとに、寒い日の撮影で気をつけたいことをまとめました。
寒いとバッテリーの減りが早くなる
ソニーは、気温が低いとバッテリーの減りが早くなると案内しています。
ニコンの説明書(Z 30)でも、一般的な電池の特性として、周りの温度が下がるにつれて、使えるバッテリーの容量は少なくなると説明しています。
十分に充電したバッテリーでも、温度が下がると、残量が減り始めた表示になることがあるそうです。
ニコンは、低温のときに消耗したバッテリーを使うと、カメラが動かないことがあるとしています。
ただ、低温で一時的に使えなかったバッテリーでも、常温に戻ると使えることがあります(ニコン)。
あわてて故障と決めつけず、まずは温めてみましょう。
予備のバッテリーは、温めながら持ち歩く
ニコンは、低温のときはフル充電したバッテリーを使い、保温した予備のバッテリーを用意して、暖めながら交互に使うよう案内しています。
ソニーも、予備のバッテリーを胸ポケットなどに入れ、温めながら持ち歩くと、交換したときの減りを抑えられるとしています。
ニコンのZ 30の説明書では、バッテリーは0℃〜40℃の範囲を超える場所では使わないよう書かれています。
充電は、周りの温度が5℃〜35℃の室内で行います。
バッテリーの温度が0℃以下のときは充電されず、0℃〜15℃のときは、充電できる容量が少なくなったり、時間が長くなったりすることがあります(ニコン)。
予備のバッテリーはポケットで温め、カメラは包んでから部屋に入れます。
結露とは。寒い所から暖かい所へ急に移すと起きる
ソニーは、カメラやレンズを寒い場所から急に暖かい場所に持ち込むと結露し、製品の内部や外部に水滴が付くと説明しています。
この状態で使うと、故障の原因になります。
ニコンの説明書も、寒い所から暖かい所、暖かい所から寒い所へ持ち込むと、カメラの内外に水滴が生じて故障の原因になるとしています。
冬なら、外での撮影を終えて、暖房の効いた車や家、お店に入ったときが要注意です。
結露を防ぐには。包んで、温度になじませる
ニコンは、温度差のある場所にカメラを持ち込むときは、あらかじめバッグやポリ袋などに入れて密閉し、周りの温度になじんでから取り出すよう案内しています。
ソニーの「αのお手入れノート」では、撮影後すぐに暖かい車内や室内へそのまま持ち込まず、カメラバッグやラッピングクロスに包んで1、2時間置くようすすめています。
ソニーの雪景色の撮り方ガイドでも、撮影後はなるべく早く湿気を拭き取り、結露を防ぐため、暖気が少ない場所にしばらく置いておくよう書かれています。
もし結露してしまったら
ソニーは、結露が起きてしまったら電源を切り、結露がなくなるまで約1時間置いてから使うよう案内しています。
特に、レンズの内側に結露が残ったまま撮ると、きれいな画像が記録できないそうです(ソニー)。
あわてて使わず、まずは乾くのを待ちましょう。
寒い日の持ち物
ソニーの雪景色編では、暖かく風を通さない上着と、指先を動かせる手袋をすすめています。
雪が降っているときは市販のレインカバーを使い、レンズの曇り止めには市販のレンズヒーターがおすすめとしています(ソニー)。
温めた予備のバッテリー、手袋、カメラを包む袋。
この3つをかばんに入れておくと、冬の撮影でもあわてずにすみます。
参考にした公式ページ(2026年10月に確認)
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