Lightroom Classicの書き出し設定。SNS用とプリント用はここが違う

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Lightroom Classicの書き出しは、SNS用とプリント用で、変えたい設定がいくつかあります。
SNS用は「sRGB・長辺は小さめ・シャープ対象はスクリーン」、プリント用は「印刷サイズに合わせた解像度・シャープ対象は紙の種類」が基本の違いです。

毎回同じ設定で書き出すなら、プリセットに保存しておくと、次からは選ぶだけで済みます。

私も、父に写真を見せるときは、タブレットで見せることが多くありました。
画面で見せるための書き出しと、紙に残すための書き出し、どちらも覚えておくと便利です。

この記事では、書き出しダイアログの項目と、SNS用・プリント用の設定の目安を、Adobe公式のヘルプをもとにまとめました。
メニューの名前はWindows版の表記です。

Lightroom Classicの書き出しの始め方とダイアログの項目

書き出したい写真を選び、「ファイル」→「書き出し」を選びます。
初期設定では、写真はハードディスクに書き出されます。

書き出しダイアログの設定パネルには、次の項目が並んでいます。

  • 書き出し場所・ファイルの名前・ビデオ
  • ファイル設定(画像形式・画質・カラースペースなど)
  • 画像のサイズ調整・シャープ出力
  • メタデータ・透かし・後処理

画像形式は、JPEG・JPEG XL・AVIF・PSD・TIFF・PNG・DNG・元画像から選べます。
AVIFとJPEG XLは新しい形式なので、使えるアプリや環境はまだ限られる、と注意されています。

SNS用の書き出し設定。sRGB・サイズ・シャープ・撮影場所

SNSに載せる写真なら、次の設定が目安です。

  • 画像形式:JPEG(画質は0〜100で指定)
  • カラースペース:sRGB
  • 画像のサイズ調整:「サイズを変更して合わせる」で長辺などを指定
  • シャープ出力:シャープ対象を「スクリーン」、適用量は「標準」

Lightroom Classicに入っている書き出しプリセットも、メールで送る用の「電子メール用(ハードドライブ)」は、sRGBのJPEGで書き出す設定です。
画面で見てもらう写真は、sRGBにしておくと安心です。

サイズは、載せるSNSの案内に合わせます。
たとえばInstagramは、写真を最大で幅1080ピクセルの画質でアップロードし、それより大きい写真は幅1080ピクセルまで縮小すると案内しています。

Instagramでは、幅が320〜1080ピクセルで、縦横の比が1.91:1〜3:4の写真なら、元の解像度が保たれます。
比が合わない写真は、合う比に切り取られます。

SNSに載せる前に気をつけたいのが、撮影場所の情報です。
メタデータの項目で「撮影場所情報を削除」を選ぶと、写真からGPS(位置)の情報を消せます。

「撮影場所情報を削除」は、メタデータを「カメラおよび Camera Raw 情報以外のすべて」か「すべて」にしたときにも使えます。
JPEGなら「ファイルサイズの制限」で、最大のファイルサイズを決めることもできます。

画面用は「sRGB・小さめ・スクリーン」、紙用は「解像度・紙の種類」と覚えましょう。

プリント用の書き出し設定。解像度とシャープ出力の紙の種類

プリントする写真なら、次の設定が目安です。

  • 画像形式:JPEGかTIFF(TIFFは画質が落ちないZIP・LZWの圧縮を選べる)
  • 画像のサイズ調整:インチやセンチメートルでも指定できる
  • 解像度:インクジェットプリンターなら180〜480 ppi
  • シャープ出力:シャープ対象を「マット紙」か「光沢紙」
  • カラースペース:sRGB・AdobeRGB・ProPhoto RGBなどから、プリント先に合わせて選ぶ

Adobeのヘルプでは、インクジェットプリンターでのプリントには180〜480 ppiが適切とされています。
お店(ラボ)やオフセット印刷に出すときは、そのお店に問い合わせるよう案内されています。

シャープ出力は、現像モジュールでかけたシャープに加えて、出力するメディアと解像度に合わせてかかります。
ほとんどの場合、適用量は初期設定の「標準」で問題ないとされています。

TIFFやPSDなどでは、ビット数を8ビットか16ビットから選べます。
ただし、16ビットにしたときは、TIFFのLZW圧縮は使えません。

毎回の設定は書き出しプリセットに保存

設定を決めたら、書き出しダイアログの左にあるプリセットパネルの下の「追加」を押します。
プリセット名を入れて「作成」を押すと、次からはプリセットを選ぶだけで同じ設定になります。

最初から入っている書き出しプリセットもあります。
「フルサイズの JPEG を書き込み」は、sRGB・最高画質・拡大縮小なし・240 ppiのJPEGで書き出す設定です。

前と同じ設定でもう一度書き出すなら、「ファイル」→「前回の設定で書き出し」も使えます。

SNS用とプリント用で、2つのプリセットを作っておくと、書き出すたびに迷わずに済みます。

※メニューの名前と数値は、2026年10月に確認したAdobe公式ヘルプとInstagramヘルプセンターの表記です。バージョンによって表示が違うことがあります。

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