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使っていないのに、挿したままのプラグ。
あの上にたまったホコリが、火事の原因になることがあります。
「トラッキング現象」と呼ばれるものです。
トラッキング現象とは
コンセントとプラグの隙間にたまったホコリが、湿気を吸って、電気の通り道になります。
そこで火花が出て、発火する現象です。
トラッキング現象は、見えないところで進むので、気づきにくいのがこわいところです。
起きやすい場所
- 冷蔵庫の後ろ
- テレビの裏
- 洗濯機まわり(湿気が多いため)
- 長いあいだ挿しっぱなしの、家具の裏のコンセント
今日からできる対策
- 年に1〜2回、プラグを抜いて、ホコリを乾いた布で拭く
- 使わない家電は、プラグを抜く
- 家具の裏のコンセントには、ホコリよけカバーを付ける
- プラグが変色していたり、焦げ臭いにおいがしたら、すぐ使うのをやめる
掃除は、必ずプラグを抜いてから行ってください。濡れた布は使わないでくださいね。
掃除にかかる時間は、10秒ほど。それだけで防げることです。
※この記事の内容は、一般的な目安です。
なぜ「挿しっぱなし」が気をつけたいのか
ホコリがたまっただけで、すぐ火事になるわけではありません。ところが、湿気を吸うと、ホコリが電気を通しやすくなります。
長く挿したままだと、ホコリは少しずつ積もり、湿気を吸う機会も増えます。だから、挿しっぱなしの場所に気をつけたいのです。
冷蔵庫や洗濯機のように、ずっと使うものは、抜くわけにいきません。その場合は、ときどき掃除をして、カバーで守りましょう。
トラッキング現象は、見えないところで進むので、気づきにくいのがこわいところです。
よくある疑問
「毎日使っているプラグなら、ホコリは大丈夫?」
毎日抜き差しするプラグでも、すき間にホコリはたまります。ときどき目で見て、たしかめる習慣をつけておくと安心です。
「掃除機で吸えばいい?」
抜いたあとのプラグは、乾いた布や綿棒でそっとホコリを取ります。コンセントの穴に、指や金属のものを入れてはいけません。
「プラグを抜くのが面倒です」
スイッチ付きの電源タップを使うと、スイッチひとつで元から切れます。ただし、タップのプラグ部分にも、ホコリはたまります。
「どれくらいの頻度で掃除すればいい?」
目安は年に1〜2回ですが、湿気の多い場所やホコリの多い場所は、もう少しこまめに見ると安心です。
こんな様子があったら、使うのをやめましょう
次のような様子に気づいたら、そのコンセントは使わないでください。
- プラグを挿したところが、あたたかくなっている
- プラグがゆるくて、すぐ抜けてしまう
- コードの根元が割れたり、曲がったりしている
- ブレーカーがよく落ちる
コンセント本体が傷んでいるときは、自分で交換しないでください。配線にかかわる作業には、電気工事士の資格が必要です。電気工事店に相談しましょう。
続けやすい習慣にするコツ
年末の大掃除や衣替えの時期など、決まったタイミングに合わせると、続けやすくなります。
家具や家電を動かすついでに、うしろのコンセントをのぞいてみる。それだけでも、ホコリに気づくきっかけになります。
プラグを掃除するときは、コンセント側ものぞいて、ホコリや黒ずみがないか見ておきましょう。
掃除のあとは、プラグを奥までしっかり挿し直します。ゆるいと、そこから熱を持つことがあります。
洗濯機や加湿器のそばなど、湿気が多い場所は、見る回数を少し増やすと安心です。
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