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電流を測るのに、電線を切らなくていい道具があります。
それが「クランプメーター」です。
電流は、電気が流れる量のことで、単位はA(アンペア)です。
見えない電気の流れを、数字にして見せてくれる道具です。
ふつうのテスターとの違い
テスターは、電圧や抵抗、導通(電気の通り道がつながっているか)を測るのが得意です。
ただ、電流を測るときは、電線をいったん切って、間にテスターをつなぐ必要があります。
クランプメーターは、電線を輪っかではさむだけです。
電線に電流が流れると、まわりにわずかな磁界ができます。それを読み取って、電流に直しています。
だから、電線を切らず、電気を止めずに、流れている電流が分かります。
電流を測るのに、電線を切らなくていい道具があります。
どんなときに使う?
- エアコンやモーターに、どれくらい電流が流れているか調べる
- ブレーカーが落ちる原因の、電流の使いすぎを調べる
- 動いている機器の、いつもと違う様子を見つける
電流が普段と違うと、機器の不調のサインになることがあります。
使うときの注意点
- 電線は1本だけはさむ(2本まとめてはさむと、行きと帰りの電流が打ち消し合って、ほぼ0と表示されます)
- 測る範囲(レンジ)の設定を確認する
- 電圧や抵抗は、テスター機能つきのものでないと測れません
家電の電源コードは、中に2本の線が入っているので、そのままはさんでも測れません。
電気を扱う仕事で使う道具の紹介でした。
分電盤の中や壁の配線は、資格のある電気工事店にお任せください。
目に見えない電気を測る道具があると知っておくと、電気の話が少し身近になります。
電流が分かると、何が分かる?
電圧(V)と電流(A)をかけると、おおよその電力(W)になります。
たとえば、100Vの機器に5Aが流れているなら、およそ500Wぶんです。
電流の数字が分かると、電気をどれくらい使っているかの目安になります。
ブレーカーが落ちる理由を考えるときにも、ヒントになります。
選ぶときに見るところ
- 交流(AC)だけか、直流(DC)も測れるか
- 測れる電流の範囲(大きな電流まで測れるか、小さな電流も見やすいか)
- 数字が読みやすい表示か
- CATなどの安全規格の表示があるか
使う場所によって、必要な機能は変わります。
買う前に、取扱説明書や仕様で確かめておきましょう。
家で試すなら、ワットチェッカーが手軽
家電が使っている電気の量を知りたいだけなら、コンセントとの間にはさむワットチェッカーが手軽です。
家電のプラグを挿すだけで、使っている電気の量が数字で見られます。
電線にさわる必要がないので、安心です。
電気代の目安を考えるときにも役立ちます。
電気の作業には、資格が必要なものがあります
壁の中の配線や、分電盤の中の作業、コンセントの交換などには、電気工事士の資格が必要です。
電気は、まちがえると感電や火災につながります。
こうした作業は、電気工事店にお願いしてください。
よくある疑問
「クランプメーターは、どんな場面で使う道具?」
電気設備の点検や、修理の現場などで使われることが多い道具です。
「電気に詳しくなくても、使っていい?」
通電している電線のそばでの作業は、感電のおそれがあります。
家庭では、分電盤の中には手を入れず、ワットチェッカーのような安全な道具を使いましょう。
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