ワット・アンペア・ボルトの関係。水の流れでたとえると分かりやすい

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家電のラベルに書いてある、W・A・V。なんとなく見ているけれど、違いは説明しにくい、という人も多いのではないでしょうか。

水の流れにたとえると、すっきり整理できます。

ボルトは「水の勢い」

ボルト(V)は、電気を押し出す力。水でいえば、水圧(水の勢い)です。

電圧が高いほど、高いところから流れ落ちるような、強い勢いになります。

家庭のコンセントは、100Vです。

ボルトは勢い、アンペアは量、ワットは力。

アンペアは「水の量」

アンペア(A)は、電気が流れる量。水でいえば、1秒間に流れる水の量です。

流れる量が多いほど、電線にも、たくさんの電気が流れることになります。

ワットは「水車を回す力」

ワット(W)は、電気が実際にする仕事の大きさ。水でいえば、水車を回す力です。

水の勢いが強く、水の量も多いほど、水車は強く回ります。

電気も同じで、ワット=ボルト×アンペア、という関係です。

計算してみよう

100Vで1200Wの家電なら、1200÷100=12A(アンペア)です。

電圧が違えば、同じワット数でも、流れるアンペアは変わります。

家庭用のコンセントは、15Aまで使えるタイプがよく使われています。100V×15Aで、1500Wです。

延長コードに「1500Wまで」と書いてあるのは、100Vで15Aまで、という意味でもあります。

次に家電を買うときは、WとAを見て、100Vなら何アンペアか、計算してみてください。

※水のたとえは、イメージをつかむためのものです。実際の電気とは、少し違うところもあります。

ワット時(kWh)という単位

ワットは、そのときの電気の力の大きさです。使った電気の量は、ワットに使った時間をかけた「ワット時(Wh)」で表します。

1000Wの家電を1時間使うと、1000Wh、つまり1キロワット時(kWh)です。電気代は、おおまかに言うと、使った量(kWh)に、電気料金の単価をかけて決まります。

家電のラベルのワット数と、使う時間をあわせて見ると、どれくらい電気を使いそうか、見当がつきます。

よくある疑問

ワット数が大きい家電は、電気代も高くなるのでしょうか。

同じ時間使うなら、ワット数が大きい家電の方が、使う電気の量は多くなります。ただ、短い時間しか使わない家電もあるので、使う時間もあわせて考えましょう。

アンペアが大きいと、ブレーカーが落ちやすいのでしょうか。

家の中で、同時に流れる電気の量が、契約しているアンペアを超えると、ブレーカーが落ちることがあります。大きな家電を同時に使いすぎないことが、落ちにくくするコツです。

ラベルを見るときのチェックリスト

  • W(消費電力)が、どこに書いてあるか
  • 電圧が、100Vになっているか
  • Aが書いていなければ、W÷Vで計算してみる
  • 延長コードや電源タップを使うなら、同時に使う家電のワット数の合計が、タップに書かれた上限を超えていないか

合計が上限に近いときは、家電を分けて、別のコンセントにつなぎましょう。

式で覚えるときのコツ

ワットは、ボルトとアンペアをかけたものです。式にすると、W=V×Aです。

水の勢いと、水の量をかけると、水車を回す力になる。そんなふうに思い出すと、式を忘れにくくなります。

まとめ

ボルトは勢い、アンペアは量、ワットは力。この3つの関係が分かると、家電のラベルの見かたが、ぐっと楽になります。

コンセントや電源タップを使うときにも、この考え方が役に立ちます。気になる家電のラベルを、ひとつだけ見てみませんか。

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