待機電力は、ゼロにはできない。でも、減らせます

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使っていない家電も、実は少しずつ電気を使っています。

これが「待機電力」です。
資源エネルギー庁の調査(2012年度)では、家庭で使う電気の約5%でした。

待機電力って、なに?

待機電力は、家電を使っていないときにも流れている、ごく小さな電気のことです。
たとえば、リモコンの合図を待っているテレビや、時計を表示している電子レンジが当てはまります。

当時の調査では、1世帯で1年に約228kWh。
電気代の目安(1kWhで31円)で計算すると、約7,000円ぶんです。

全部のプラグを抜く必要はありません。
減らす効果が大きいところから、手をつければ十分です。

減らす効果が大きいのは、このあたり

  • テレビ・レコーダー(リモコンを待っています)
  • 時計表示のある電子レンジやオーディオ
  • パソコンまわりのプリンターやスピーカー

使わない時間が長い家電ほど、切ったときの効果は大きくなります。
プラグを抜かなくても、本体の主電源スイッチを切るだけで減る機器もあります。

抜かないほうがいい家電

  • 冷蔵庫(止めると中の食品がいたみます)
  • Wi-Fiルーター(通信が止まります)
  • 録画予約をしているレコーダー
  • 給湯器(冬は凍結を防ぐ機能が働くことがあります)

スイッチ付きのテーブルタップにまとめておくと、使わないときはスイッチひとつで切れて、抜き差しも要りません。
ただし、タップの合計は1500Wまでです。

1台ずつの節約は小さくても、家全体では積み上がります。
まずはテレビまわりから、試してみませんか。

どうして待機電力が流れるの?

待機電力が流れるのは、家電がすぐに動けるように準備しているからです。

  • リモコンの合図を、いつでも受けとれるようにしておく
  • 時計やタイマーを、動かしつづける
  • 設定やデータを、忘れないように覚えておく

便利さと引きかえに、ほんの少しだけ電気を使っているのですね。

まず、どこから減らす?

ワットチェッカーのような道具を使うと、家電が使っている電気の量を、数字で見ることができます。
数字が分かると、どれから手をつければいいかが見えてきます。

家電の取扱説明書やカタログに、待機時の消費電力が載っていることもあります。

無理なく続ける、小さな工夫

  • 使わない時間が長い、テレビまわりをスイッチ付きタップにまとめる
  • 長く家をあけるときは、使わない家電のプラグを抜く
  • 家電を買い替えるときに、待機時の消費電力もあわせて見ておく

がんばりすぎると続きません。
気になるものから、ひとつずつで十分です。

プラグを抜くときの注意

プラグを抜くときは、コードを引っぱらず、プラグ本体を持ってください。
ぬれた手で触るのも避けましょう。

抜いたあとに、時計や設定が消える家電もあります。
取扱説明書を見て、確かめてから行うと安心です。

よくある疑問

「プラグを挿しているだけで、電気代はかかるの?」

家電によっては、使っていなくても、ごく小さな電気が流れています。
ただ、1台ずつの量は小さいので、気にしすぎなくても大丈夫です。

家族で取り組むときのコツ

ほかの人が使う家電のスイッチを切るときは、ひとこと声をかけておくと、すれちがいが減ります。

スイッチ付きタップなら、使うときだけスイッチを入れればいいので、家族にも分かりやすいです。

どこを切っているのかを書いたメモを、見える場所に貼っておくのもおすすめです。

季節の変わりめに、見直してみる

扇風機やヒーターなど、季節ものの家電は、使わない季節に、プラグを抜いておく方法もあります。
片づけるときに、あわせて確かめてみてください。

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