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引っ越してから、契約アンペアをずっとそのままにしている人は多いと思います。
実は、この数字を見直すだけで、毎月の基本料金が少し下がることがあります。
契約アンペアって、なに?
契約アンペアは、家で同時に使える電気の量の上限のことです。
ざっくり、30Aなら3000Wぶんまでが目安です。
東京電力や中部電力などのアンペア制の会社では、この数字が10A大きくなるごとに、基本料金が月に300円ちょっと上がります。
基本料金は、電気を使わなくても毎月かかるお金です。
たとえば30Aから20Aに下げると、1年で4,000円弱の差になる計算です。
料金は会社や時期で変わるので、あくまで目安です。
下げてもいいのは、どんな家?
- 同時に使う大きな家電が少ない(ひとり暮らし、日中は留守がち など)
- 今のブレーカーが、めったに落ちない
反対に、ドライヤーと電子レンジとエアコンを同時に使う家は、下げないほうが安心です。
下げすぎると、ブレーカーが落ちやすくなってしまいます。
迷ったら、家電のラベルにある「消費電力」を足してみてください。
確認と手続き
今の契約アンペアは、検針票(電気の使用量のお知らせ)や、電力会社のマイページで分かります。
変更は、マイページか電話で申し込めます。スマートメーターのお宅なら、工事なしで変えられることが多いようです。
分電盤の中は、ご自分で触らないでくださいね。
なお、関西電力のように最低料金制の会社では、この方法は使えません。
まずは検針票を開いて、今の数字を見てみませんか。
見直したほうがいいタイミング
契約アンペアは、一度決めるとそのままになりやすい数字です。
次のようなときは、見直すきっかけになります。
- 引っ越しなどで、住む人の数が変わったとき
- エアコンや電子レンジなど、大きな家電を買い替えたとき
- 家にいる時間が、前より増えた(または減った)とき
- 検針票を見て、基本料金が気になったとき
年に1回、検針票を見るときに思い出すくらいの気持ちで十分です。
家電の消費電力を、アンペアに直してみる
家庭のコンセントは、ふつう100Vです。
ワット(W)を100で割ると、おおよそのアンペア(A)になります。
たとえば、消費電力が1000Wの家電なら、およそ10Aぶんです。
同時に使う家電の数字を足していき、契約アンペアに収まるかを見てみましょう。
ぎりぎりではなく、少し余裕のある数字にしておくと安心です。
よくある疑問
「下げたあとに、ブレーカーが落ちてばかりだったら?」
そのときは、元の数字に戻すことも考えてみてください。
変更は、電力会社のマイページや窓口で相談できます。
何度も落ちるときは、使い方を見直すか、電気工事店に相談するのが安心です。
「アンペアを下げるだけで、電気代は大きく下がるの?」
下がるのは基本料金の部分だけで、使った分の電気代(電力量料金)は変わりません。
ブレーカーが落ちにくい使い方
契約アンペアを下げなくても、使い方を少し変えるだけで、落ちにくくなることがあります。
たとえば、ドライヤーと電子レンジを使う時間をずらすだけで、同時に流れる電気は減ります。
熱を出す家電(ヒーター、トースター、電気ケトルなど)は、電気を多く使う傾向があります。
重ならないように、ひとつずつ使うのがコツです。
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