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薩埵峠(さったとうげ)は、静岡市清水区の由比と興津のあいだにある峠です。
展望台から、富士山と駿河湾をひと目で見渡せます。
どんな場所か
江戸時代の東海道で、一番の絶景と言われた場所です。
歌川広重の浮世絵『東海道五拾三次』にも、『由井 薩埵嶺』として描かれました。
展望台から、富士山と駿河湾をひと目で見渡せます。
撮れるもの
富士山と駿河湾のほかに、海ぞいを走るJR東海道本線、国道1号、東名高速道路が、近い距離で並んで見えるのも、この場所ならではです。
広角で景色全体を入れる撮り方も、望遠で富士山を大きく切り取る撮り方も試せます。
手前に海ぞいの街並みや線路を入れると、奥行きが出ます。
時期と時間
富士山は、空気が澄む冬の方が見えやすいと言われます。一般に、朝のうちの方が雲が少ないことが多いです。
夜景スポットとしても知られていて、夕方から暗くなるまでの空の色の変化も狙えます。夜に撮るなら、ブレを防ぐ三脚があると安心です。
出かける前に、天気予報で富士山が見えそうかを確かめておくと、無駄足になりにくいです。
行く前の注意
- 展望台近くの駐車場へは、みかん畑のあいだの細い農道を通ります。農作業の車が優先なので、対向車に気をつけてください。
- 停められる台数は多くありません。譲り合って使いましょう。
- 畑は私有地です。中には入らないでください。
- 電車で行くときは、JR由比駅から旧東海道を歩いて向かう方法もあります。歩きやすい靴で、時間に余裕を持ってください。
- 夜は暗いので、足元を照らすライトを持って、無理をしないでください。
駐車場や展望台へのアクセスは、静岡市の公式サイトでも案内されています。行く前に確認してください。
富士山と海、走る列車。あなたは、どの時間の薩埵峠を撮ってみたいですか。
撮影のイメージをふくらませるコツ
景色が広い場所では、「何を主役にするか」を先に決めると、構図が決まりやすくなります。
富士山を主役にするなら、望遠で山の形を大きく切り取ります。
海や街並みを主役にするなら、広角で空と海を広く入れてみましょう。
手前、真ん中、奥の3つを意識すると、写真に奥行きが出ます。
手前に何かを置き、真ん中に街や海、奥に山を重ねるイメージです。
水平線が傾いていないかも、シャッターを押す前に画面で確かめましょう。
持っていくと安心なもの
次のようなものがあると、現地で慌てにくくなります。
- 広角と望遠の両方をカバーできるレンズ(ズームレンズなど)
- 夜に撮る日のための三脚
- 足元を照らすライト
- 季節に合った上着(朝や夕方は冷え込むことがあります)
- 飲み物
荷物は軽めにまとめると、細い道や坂道でも動きやすいです。
気持ちよく撮影するためのマナー
景色のよい場所には、ほかの人も同じ景色を楽しみにして来ています。
三脚は、人の通り道をふさがない場所に立てましょう。
長く場所を使うときは、あとから来た人にゆずる気持ちも大切です。
ごみは持ち帰りましょう。
夜に使うライトは、ほかの人の撮影のじゃまにならないよう、足元に向けると安心です。
訪れる前に調べておくとよいこと
景勝地は、季節や時間によって、見える景色も人の多さも変わります。
出かける前に、次のことを調べておくと安心です。
- 日の出と日の入りの時刻
- 天気予報と、富士山が見えそうかどうか
- 駐車場や道路の、最新の情報
- 帰りの時間と、暗くなってからの足元
明るいうちに現地へ着いて、撮影場所や足元を確かめておくと、暗くなってからも落ち着いて動けます。
同じ景色でも、季節や時間が違うと、まったく別の写真になります。
何度か足を運んで、お気に入りの時間を見つけるのも楽しみのひとつです。
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