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建物や水平線を撮ったのに、見返すと少し傾いている。そんなときは、スマホのカメラの「グリッド」をオンにしてみてください。
グリッドは、画面に縦横2本ずつの線を出して、9つのマス目に分ける機能です。線は画面に出るだけで、撮った写真には写りません。
水平・垂直をそろえる
撮っている最中は、被写体に気をとられて、傾きに気づきにくいものです。グリッドがあると、傾きがひと目でわかります。
海や湖の水平線、ビルの角、電柱など、まっすぐな線を見つけて、グリッドの線に合わせて撮ります。それだけで、傾きがぐっと減ります。
人物を撮るときは、背景の柱や窓のふちを目印にすると、傾きに気づきやすくなります。スマホを縦に構えても横に構えても、使い方は同じです。
傾きは、撮ったあとに直すこともできます。でも、直すと写真の端が切れてしまいます。撮るときにそろえておくのが、いちばんきれいです。
グリッドがあると、傾きがひと目でわかります。
おまけで、構図も整います
線が交わる4つの点のどれかに、被写体を置いてみましょう。これが「三分割構図」で、バランスのよい写真になります。
真ん中に置くより、落ち着いた印象になりやすいです。花や人物など、主役がはっきりした写真で試すと、違いがわかりやすいです。
グリッドの出し方
- iPhone:「設定」→「カメラ」→「グリッド」をオン
- Android:カメラアプリの設定 →「グリッド線」をオン(機種によって、名前や場所が少し違います)
線がじゃまに感じたら、あとからオフにもできます。まずは1週間ほど、出したまま撮ってみてください。
お金も道具もいらない、いちばん手軽な工夫です。
次に撮る1枚から、さっそく試してみませんか。
撮る前の、ひと目チェック
撮る前に、画面の四すみまで、ゆっくり見わたしてみましょう。よけいなものが入っていないか、確かめられます。
水平線は、上の線か下の線に合わせると、空や地面を広く見せられて、すっきりした印象になります。
スマホを持つ手の力をぬいて、両ひじを軽く体につけると、構えが安定します。
シャッターを押す瞬間に画面が動くと、せっかくそろえた線がずれてしまいます。ゆっくり押しましょう。
撮るものごとの目印
撮るものによって、目印にする線も違います。
- 風景は、水平線や地平線
- 建物は、壁の角や窓のふち
- 室内は、ドアや本棚などの縦の線
- テーブルの上の料理は、テーブルのふち
- 看板や掲示板は、枠の線
目印になる線が見つからないときは、無理に合わせなくてだいじょうぶです。
よくある疑問
「線が出ていると、じゃまで撮りにくい」
慣れるまでは、そう感じるかもしれません。数日使っているうちに、気にならなくなってくることもあります。
「グリッドに合わせたのに、傾いて見える」
斜めの坂道や、曲がった道では、水平がとりにくくなります。そんなときは、見た目で落ち着くところを探してみましょう。
撮ったあとの見直し
撮ったあとは、写真アプリで開いて、画面いっぱいに見直してみましょう。
小さな画面では気づかなかった傾きも、大きく見ると気づくことがあります。
気になったら、撮り直したり、編集の「傾き補正」を使ったりできます。補正すると端が少し切れるので、構図に余裕をもって撮っておくと安心です。
傾きのくせがわかると、次から意識しやすくなります。右に傾く、左に傾くなど、自分のくせをメモしておくのもおすすめです。
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